「体操教室に通うと身長が伸びない」といわれていますが、はたしてその真相はどうでしょうか。たしかに、テレビで体操選手を見ていると、身長が低い選手が多い印象です。
そこでこの記事では、体操と身長の関係性や身長を伸ばすための適切なストレッチ方法について紹介します。さらに、体操教室での注意点や身長を伸ばす方法も紹介するので、子どもを体操教室に通わせようか悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてください。
目次
体操教室と身長の低さは関係ない
体操教室に通うと身長が伸びないという迷信は根強くありますが、実際には身長と体操は直接関係ありません。むしろ筋トレや運動は成長ホルモンを刺激し、身長を伸ばす可能性があります。
体操は体の使い方や技術が重視されるため、身長よりも柔軟性や筋力、バランスが重要な要素です。そのため、体操では身長に関わらず自分の可能性を追求することが大切になるでしょう。
身長を伸ばすために必要な要素
ここでは、身長を伸ばすために必要な要素を紹介します。
身長を伸ばすには、何に気をつけると良いのでしょうか。ぜひ参考にしてください。
バランスの良い栄養
身長に必要な栄養素は、以下のとおりです。
- たんぱく質
- ミネラル
- ビタミン
- 炭水化物
- 脂質
身長を伸ばすためには、バランスの取れた栄養摂取が不可欠です。これらの栄養素をバランス良く摂取することが、健康な成長に必須となります。
良質な睡眠
身長を伸ばすために不可欠な成長ホルモンは、睡眠中に活発に分泌されます。しかし、睡眠の質が低下すると分泌量も減少してしまいます。
睡眠質を高めるには、夕食は寝る2時間前までに済ませ、入浴は40度のお湯で10分以上、寝る30分前までに済ませることが大切です。これらの方法を実践することで良質な睡眠を確保し、健康な成長を促すでしょう。
適度な運動
運動は成長ホルモンの分泌を促進し、身長の伸びに関係します。毎日10~20分のスポーツや外遊びが効果的です。
ただし、過度な運動は逆効果であり、身長を伸ばすために必要な栄養素や成長ホルモンが消耗されてしまう可能性があります。適度な運動を心がけることで、健康的な成長を促進できるでしょう。
子どもの身長を伸ばす適切な体操・ストレッチ
ここでは、子どもの身長を伸ばすのにおすすめの体操やストレッチを紹介します。簡単に実践できるものばかりなので、ぜひ日常に取り入れてみてください。
背伸び
- 両手を組み、真っ直ぐ上に伸ばし、10秒間キープ
- ゆっくりと体をリラックスさせる
- 肩やももに無理な力を入れないように注意し、これを3~5セット行う
このストレッチは筋肉をほぐし、成長ホルモンの分泌を促進し、血行を改善します。これらの効果が組み合わさり、身長の伸びをサポートするといわれています。
定期的に背伸びをして、子どもの健康な成長を促しましょう。
キャットバック
- 四つんばいの姿勢から、背中を丸めながら息を吐く
- 背中を反らし、首を前に伸ばしていく
- 両手は床を強く押す
- この動作を交互に10回行う
キャットバックは背中や腰の筋肉をほぐし、成長ホルモンの分泌を促進し、血行を改善します。これにより、身長の伸びをサポートする効果が期待できるでしょう。
背中のストレッチ
長時間の座りがちな姿勢で、背中の筋肉が硬直してしまうことがあります。背中のストレッチはこの筋肉をほぐすのに効果的です。
- 四つんばいの姿勢で床に手と膝をつく
- お尻をかかとに向けて下ろし、重心を後ろへ移動させる
- この姿勢をキープし、背中の伸びを感じながら30秒間維持する
背中のストレッチは血行を促進し、姿勢を改善することで身長の伸びをサポートしてくれます。
ももの裏ストレッチ
- 膝立ちの状態から片足を前に出し、後ろの足はつま先立ちになる
- 前の足のつま先を立て、かかとに重心をかける
- 手を床について体重を移動させる
- ももの裏が伸びたら動きを止め、左右それぞれ30秒間維持する。
長時間座り続けることで、ももの裏やお尻の筋肉が緊張し、骨盤の歪みを引き起こすことがあります。このストレッチは、身長の伸びを促す効果があります。
腸腰筋ストレッチ
- 立て膝になり、上半身を立てる
- 後ろの足はつま先を立てず、足の甲を床につける
- 前方に体重を移動させながら、ももの付け根の伸びを感じる
- 左右それぞれ30秒間維持する
腸腰筋の緊張をほぐすことで、骨盤の傾きを正常な状態に戻す効果があります。このストレッチは骨盤のバランスを整え、身長の伸びをサポートします。
【身長を伸ばしたい!】体操教室での注意点
ここでは、身長を伸ばしたい方へ体操教室での注意点を紹介します。体操教室に通いたいと考えていつつ身長の伸びに不安がある方は、下記の注意点を守るようにしましょう。
器械体操はおすすめできない
幼稚園児の成長期に過度な筋肉を付けると、骨の成長が妨げられる恐れがあります。有名な体操選手でも身長が高いとは限りません。
成長期が終わり、身長が安定してから器械体操を習うことは問題ありませんが、幼稚園児にはおすすめしません。身長を伸ばしたいなら、適切な運動やストレッチを重視しましょう。
体操は身長が低い方が有利な場合がある
体操は全身を使って動き、バランスを保ちながら機敏にコントロールする必要があります。腕や足を伸ばしたり曲げたりする際、身長が低いと次の動作に素早く移れるでしょう。
高身長の選手もいますが、体操ではバランスや機敏さが重要で、身長が低い人が有利とされています。身長を伸ばしたい子どもが体操を始める場合、身長が低いことをハンディと捉えずに、体の使い方や技術を磨くことが重要です。
無理な減量をさせない
器械体操の選手は体重の増減がパフォーマンスに影響しますが、無理な減量は身長の伸びに悪影響を及ぼす可能性があります。身長を伸ばす基本は、良く動き、しっかり食べてたっぷり眠ることです。
そのため、無理なダイエットは避け、身体に適切な栄養とエネルギーを与えることが身長の成長につながるでしょう。
適度な負荷・トレーニング回数を意識する
適度な負荷とトレーニング回数を意識することが重要です。
身長を伸ばすためには、筋力や柔軟性を向上させるトレーニングが必要ですが、過度な負荷や過剰なトレーニングは逆効果になります。指導者と協力し、適切な負荷と回数を設定し、無理なく継続できるトレーニングプログラムを実践しましょう。
体操をしながらも身長を伸ばす方法とは?
身長を伸ばすために体操を取り入れることは有益です。全身を満遍なくトレーニングすることで成長ホルモンが促され、身長の成長をサポートしてくれるでしょう。
さらに、トレーニング後に十分な休息をとることも重要です。筋肉を休ませることで修復が促進され、成長ホルモンの分泌が活性化されるでしょう。
まとめ
この記事では、体操と身長の関係について解説しました。
身長の成長に関する懸念や疑問は尽きませんが、体操教室が身長の伸びを阻害するというのは誤解です。むしろ、適切なトレーニングやストレッチは成長を促進します。
子どもたちが安心して体操を楽しむことができるよう、正しい情報と適切な指導が必要です。この記事を参考に、適切な方法で子どもの身長を伸ばしてあげましょう。
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