公開日 2024.04.30 更新日 2024.04.30

ビジョントレーニングとは?期待できる効果や発達障害との関わりについて紹介

ビジョントレーニングは、視覚システムを強化し、認知能力や身体のバランスを改善するためのトレーニング方法です。このトレーニングは、発達障害や学習障害を抱える人々は特に効果を感じることができるでしょう。

この記事では、ビジョントレーニングの基本原理や効果、発達障害との関連について紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

子どもの運動能力・学力を向上させたいと思っている方はこちらのLINEからご連絡ください。いづるベースのスタッフがまずはご相談に乗らせていただきます。

「いづるベース」なら足裏から子どもの能力を引き出します

いづるベースは、足裏から子どもの運動能力・脳の成長を促進する子ども向け専門ジムです。

足裏は「第二の心臓」とも呼ばれており、約60〜70個の反射区(つぼ)があります。足裏は身体機能の向上だけでなく、怪我の予防、脳の発達など、子どもの身体にとってとても大切な場所になります。

いづるベースはただの子ども向け体操教室ではなく、「足裏」への運動アプローチを通じて運動能力だけでなく学力なども含め子どもの可能性を引き出す体操教室です。

3歳から12歳のお子様に向けて、年代に合わせたコースや親子ペアコース、小学校お受験コースなどお子様それぞれに合わせた成長を促すために最適なコースを揃えております。

気になる方はぜひ一度店舗へお気軽にご相談ください。

【うつぼ校】

住所〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1-16-20 本町アートスクエア2階
電話番号(電話対応時間)06-6867-9857 (14:00~20:00)
定休日月曜日・火曜日
アクセス本町駅 徒歩3分
肥後橋駅 徒歩10分
阿波座駅 徒歩10分
月謝ファーストコース|運動習慣を身に付けさせたい方へ
8,800円〜
セカンドコース|運動能力・学力を劇的に伸ばしたい方へ
8,800円〜
親子ペアコース|子どもと一緒に健康的な身体作りを始めたい方へ
14,800円〜
お受験コース|小学校受験を考えている方へ
19,800円〜
店舗ページうつぼ校公式HP

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ビジョントレーニングとは?

幼児教室 選び方

そもそもビジョントレーニングとなどのような訓練法なのでしょうか。ここでは、ビジョントレーニングの基本情報について紹介します。

ビジョントレーニングについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

ビジョントレーニングとは?

ビジョントレーニングは、日常生活にある課題を解決するために「見る」機能を高めるトレーニング全般のことです。具体的には、以下のような人におすすめです。

  • 授業中に黒板の内容をノートにとることが苦手な人
  • 本を読む際に文字や行を読み飛ばしてしまう人
  • 定規を使って線を引くことが難しい人
  • ボールをうまくキャッチできない人

ビジョントレーニングにおける「見る」とは?

ビジョントレーニングでいう「見る」とは、単にものを視ることにとどまらず、それを脳で理解し、口や動作でアウトプットする能力を指します。

視力があっても対象を理解できないと、生活に支障をきたすかもしれません。ビジョントレーニングは、視力だけでなく、「見る」という行為を包括的に強化します。それによって生きづらさを軽減し、より豊かな生活を支援します。

【種類別】ビジョントレーニングの効果

幼児教室 選び方

ビジョントレーニングには、大きくわけて3つの種類があります。ここでは、それぞれのトレーニングで期待できる効果について紹介します。

眼球運動トレーニング

眼球運動トレーニングは、見たいものにピントを合わせる力を向上させます。このトレーニングによって得られる効果は以下の3つです。

対象の動きに合わせて、目をなめらかに動かす機能

対象の動きに合わせて、目をなめらかに動かす機能とは、視線をなめらかに動かす能力を指します。文字の読み飛ばしや文字の正確な書き込みなどの問題の改善が期待できるでしょう。また、ゆっくりとした移動する指標を追いかけたり、迷路を目で追いながらクリアしたりするトレーニングによって、目標物の見失いや手や体の動きの精度の向上が期待できます。

ほかの場所へ視線を移す機能

視線を見ているものから別の場所に移動させる能力が弱いと、黒板から目を離してノートに文字を書いた後、再び黒板を見る際に前の位置をすぐに見つけ出せないことがあります。

指示やリズムに合わせて交互に近くと遠くを見たり、間違い探しをしたりして鍛えましょう。文字を読み飛ばすなどの問題や、板書の書き写しミスなどの改善が期待できます。

遠近を把握する両目のチームワーク機能

眼球運動トレーニングの一環として、両目の遠近を把握するチームワーク機能が重要です。近くの対象を見るときに両目を寄せ、遠くのものを見るときに両目を離す機能を高めることで、距離感がつかみにくい状態が改善します。

遠くの風景と目の前の指を交互に見たり、指示やリズムに合わせて両目を使いわけたりすることで向上させられるでしょう。

視空間認知トレーニング

視空間認知トレーニングとは、見たものの色や形、距離感を認識するトレーニングです。主に3つにわけられるため、それぞれ詳しくみていきましょう。

対象物を背景と区別する

視空間認知トレーニングは対象物と背景を区別し、正確に認識する能力を高めることが目的です。このトレーニングを行うことで、対象物をしっかりと認識し、必要な情報に焦点を合わせる能力が向上します。

結果として、日常生活でのものの見分けや行動の適切さが向上し、安全性や生産性が高まることが期待できるでしょう。

形・色を識別する

視空間認知トレーニングにおける形や色の識別能力の向上は、図形問題や塗り絵などの活動において、より正確に取り組むことができるようになります。

このトレーニングにより、ものの大きさや色に左右されることなく、同じ形を識別する能力が向上するでしょう。また、異なるフォントや大きさの文字でも、同じ文字であることを認識する能力も高まります。

距離や大きさを認識する

視空間認知トレーニングは、対象物との距離や大きさを正確に認識する能力を向上させます。眼で見たものを、より立体的に把握することができるようになります。

その結果、人やものにぶつかるような事故を減らしたり、球技が苦手な人がボールの速度や距離をより正確に判断することができるようになったりするでしょう。日常生活での安全性や、運動能力の向上に役立つと考えられます。

眼と身体のチームワークトレーニング

眼と身体のチームワークトレーニングは、眼からの情報を受け取り、それに合わせて身体を動かす能力を向上させます。特に見て真似をする機能が弱い場合には、このトレーニングがおすすめです。

視覚情報と身体の動作をより効果的に連携させることができるようになるでしょう。ただし、ビジョントレーニングの効果のエビデンスは不十分です。

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ビジョントレーニングのやり方

ここでは、ビジョントレーニングの具体的なやり方について紹介します。気軽にできるものばかりなので、ぜひ試してみてください。

眼球運動に効果的なトレーニング

眼球運動は脳の血流を改善し、前頭前野を活性化することで知られています。下記は、眼球運動に効果的なトレーニング方法です。

  • 追従性眼球運動(滑動性眼球運動)
  • 跳躍性眼球運動(衝動性眼球運動)

これらのトレーニングを定期的に行うことで、眼球運動の制御能力が向上し、視覚機能や認知機能の改善が期待されます。

ピント調整に効果的なトレーニング

ピント調整のトレーニングは、両面のピントが合いづらい、距離感がつかみづらい、または集中力が持続しづらい方におすすめです。下記はその効果的なトレーニング方法です。

  • 両眼のチームワーク
  • プロックストリングス

これらのトレーニングを継続的に行うことで、両眼のピント調整能力が向上し、視覚的なストレスや集中力の欠如が軽減されることが期待できます。

周辺視に効果的なトレーニング

周辺視に効果的なトレーニングは、左右のボールを同時にキャッチするトレーニングです。

周辺視は、物体がはっきり見える中心視から外れた領域を指します。この周辺視を鍛えることで観察力が向上し、目の端で動くものを素早く捉える反応力が高まるでしょう。また、緊張時に視野が狭まる傾向があるため、視野を広く保つ意識を持つことはメンタル強化にも役立ちます。

立体視に効果的なトレーニング

立体視に効果的なトレーニングは、2つの図を1つに重ねるトレーニングです。

立体視は空間を移動するために必要な能力であり、日常生活で重要です。この能力が不足していると、眼の意図的なコントロールが難しくなります。

このトレーニングを通じて、眼の立体視能力が向上し、日常生活や運動競技における物体の距離や位置の把握が改善されることが期待されます。

瞬間視に効果的なトレーニング

瞬間視に効果的なトレーニングは、いそいで数字というトレーニングです。これは、1から20までの数字を順に探し、タッチするトレーニングになります。

瞬間視のトレーニングは、短期記憶力や判断スピードを向上させることに役立ちます。頭の回転を速めるだけでなく、気持ちの切り替えもスムーズになるでしょう。

トレーニングを継続することで、瞬間視の能力が向上し、情報の処理速度や反応時間が改善されます。また、スポーツなどの競技においても、素早い判断や反応が可能になるでしょう。

ビジョントレーニングと発達障害の関わり

ビジョントレーニングは、発達障害を持つ子どもの生活や学習での困りごとの克服や改善に役立つといわれています。特に、学習障害(LD)のある子どもが、ビジョントレーニングを活用するパターンもみられます。

LD(学習障害/限局性学習症)は、読むことや書くこと、数の理解や計算などが困難です。こうした困りごとは、「見る力」が弱いことが原因といわれています。ビジョントレーニングで見る力を高め、学習に取り組む際の情報処理や眼球運動ができるようになれば、困りごとが解決しやすくなるのではないかと期待されています。

まとめ

この記事では、ビジョントレーニングとは何かについて解説しました。

ビジョントレーニングは、視覚機能の改善を通じて学習や日常生活の困りごとを解決し、発達障害の支援にも効果が期待されます。見る力の向上は、学習障害(LD)や注意欠如・多動性障害(ADHD)などの症状に対するアプローチの一環として注目されています。

ただし、個々のニーズや状況に合わせたサポートが重要です。この記事を参考に、適切な方法でビジョントレーニングを実践してみましょう。

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いづるベースは、足裏から子どもの運動能力・脳の成長を促進する子ども向け専門ジムです。

足裏は「第二の心臓」とも呼ばれており、約60〜70個の反射区(つぼ)があります。足裏は身体機能の向上だけでなく、怪我の予防、脳の発達など、子どもの身体にとってとても大切な場所になります。

いづるベースはただの子ども向け体操教室ではなく、「足裏」への運動アプローチを通じて運動能力だけでなく学力なども含め子どもの可能性を引き出す体操教室です。

3歳から12歳のお子様に向けて、年代に合わせたコースや親子ペアコース、小学校お受験コースなどお子様それぞれに合わせた成長を促すために最適なコースを揃えております。

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肥後橋駅 徒歩10分
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月謝ファーストコース|運動習慣を身に付けさせたい方へ
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セカンドコース|運動能力・学力を劇的に伸ばしたい方へ
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親子ペアコース|子どもと一緒に健康的な身体作りを始めたい方へ
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著者情報writer
いづるベース代表 澤田 修司

内閣府所管企業主導型保育園「いづる保育園」の運営、幼保業界の問題解決サービス「保育のカタチ」の運営、キッズフィットネスジム「いづるベース」の企画運営をしています。「子どもたちにもっと思いっきり遊んで欲しい!」という強い想いからいづるベースを立ち上げました。幼保業界に携わる中で得た知見を、より多くの人に伝えられるよう記事を執筆します。社会貢献活動にも力を入れていきます。