小学生のソフトボール投げは、毎年5月〜6月にある新体力テストで行われます。子どもたちの中には、ボールを思った以上に投げられなくて、恥ずかしい思いをした子どもも多いでしょう。
そこでこの記事では、小学生のソフトボール投げの練習方法や記録を伸ばすコツ、注意点も紹介します。「子どもが苦手な運動を改善してあげたい」と思う保護者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
子どもの運動能力・学力を向上させたいと思っている方はこちらのLINEからご連絡ください。いづるベースのスタッフがまずはご相談に乗らせていただきます。
目次
「いづるベース」なら足裏から子どもの能力を引き出します
いづるベースは、足裏から子どもの運動能力・脳の成長を促進する子ども向け専門ジムです。
足裏は「第二の心臓」とも呼ばれており、約60〜70個の反射区(つぼ)があります。足裏は身体機能の向上だけでなく、怪我の予防、脳の発達など、子どもの身体にとってとても大切な場所になります。
いづるベースはただの子ども向け体操教室ではなく、「足裏」への運動アプローチを通じて運動能力だけでなく学力なども含め子どもの可能性を引き出す体操教室です。
3歳から12歳のお子様に向けて、年代に合わせたコースや親子ペアコース、小学校お受験コースなどお子様それぞれに合わせた成長を促すために最適なコースを揃えております。
気になる方はぜひ一度店舗へお気軽にご相談ください。
【うつぼ校】
住所 | 〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1-16-20 本町アートスクエア2階 |
電話番号(電話対応時間) | 06-6867-9857 (14:00~20:00) |
定休日 | 月曜日・火曜日 |
アクセス | 本町駅 徒歩3分 肥後橋駅 徒歩10分 阿波座駅 徒歩10分 |
月謝 | ファーストコース|運動習慣を身に付けさせたい方へ 8,800円〜 セカンドコース|運動能力・学力を劇的に伸ばしたい方へ 8,800円〜 親子ペアコース|子どもと一緒に健康的な身体作りを始めたい方へ 14,800円〜 お受験コース|小学校受験を考えている方へ 19,800円〜 |
店舗ページ | うつぼ校公式HP |
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新体力テストのソフトボール投げ
ここでは、新体力テストのソフトボール投げでわかることと測定ルールを紹介していきます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
ソフトボール投げでわかること
ソフトボール投げを測定することで、全身をうまく使って運動のタイミングを調整する「巧緻性(こうちせい)」がわかります。巧緻性とは、手先や指先を上手に使う能力のことです。
ソフトボール1号のサイズは直径8.5cmと大きいので、指を大きく開いて握ると良いでしょう。
ソフトボール投げの測定ルール
ソフトボール投げの測定ルールは、直径2mの円内から前方30度の範囲内にボール(ソフトボール1号サイズ)を投げます。投げた位置からボールが落下した地点までの距離を測定します。
円内であれば、助走やステップをつけてもOKです。2回実施して良い方の結果を記録します。
小学生のソフトボール投げの平均記録
小学生のソフトボール投げの平均記録を表にして紹介します。2019年度の文部科学省のデータをもとに、年齢別の全国平均記録を見ていきましょう。
年齢(学年) | 男子の平均(m) | 女子の平均(m) |
6歳(1年生) | 8.28 | 5.62 |
7歳(2年生) | 11.52 | 7.38 |
8歳(3年生) | 15.66 | 9.40 |
9歳(4年生) | 18.92 | 11.63 |
10歳(5年生) | 22.92 | 13.60 |
11歳(6年生) | 26.65 | 16.38 |
また、新体力テスト施行後の18年間見ると、父母世代に比べて現在の子どもの方がソフトボール投げの記録が明らかに低下しています。
子どもの体力低下について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
ソフトボール投げで記録を伸ばすコツ
ソフトボール投げで記録を伸ばすコツを5つ紹介します。記録を伸ばすコツは以下のとおりです。
- 準備運動をする
- 自分に合った助走・ステップで投げる
- 流動的に体重移動をする
- 適切なフォーム・投球方向を気をつける
- ボールを話す適切なタイミングに気をつける
それぞれ詳しく見ていきましょう。
準備運動をする
ソフトボール投げで記録を伸ばすには、本番前に準備運動をすることがコツです。
ソフトボール投げは、肩や手首の力を使ってボールを投げます。本番前は肩の力をほぐすようなイメージで、大きく10回ほど肩甲骨を回しましょう。同じように手首や足首も30回ほど回してみてください。
準備運動をするときに全身の力を抜きながら深呼吸もすると、心を落ち着かせられて本来の力を発揮しやすくなります。
自分に合った助走・ステップで投げる
ソフトボール投げで記録を伸ばすなら、自分に合った助走・ステップで投げましょう。直径2m・半径1mにおさまる円内から投げることができ、範囲内であれば助走やステップを取れます。
しかし、勢いをつけるあまり円から飛び出したり円を踏んでしまったりすると、測定不能として記録に残りません。そのため、円を踏まない練習もあわせて取り組んでみてください。
流動的に体重移動をする
ソフトボール投げで記録を伸ばすには、流動的に体重移動をするのがコツです。後ろ脚で踏ん張ると同時に力を前に流すようなイメージで投げると、ボールに勢いを持たせることができます。
小学1〜2年生は、遊具のシーソーの動きを真似して投げると、上手な体重移動を体で覚えることができます。ボールを投げる体制を整えたあと、後ろに体を傾けて前足を上げ、投げると同時に前足を踏み込むといった手順です。
上半身の動きをボールに伝えられるように、意識して練習してみてください。
適切なフォーム・投球方向を気をつける
ソフトボール投げで記録を伸ばすには、適切なフォーム・投球方向を気をつけることがコツです。
姿勢は背筋を「ピシッと」伸ばして、ボールを投げると同時に腰をひねることが大切です。また、投げる瞬間に手首のスナップも意識すると、さらに記録を伸ばせるでしょう。
ボールを投げる方向(投球方向)も重要です。肘を顔の前に押し出しながら、斜め45度の方向に向かって投げてみてください。キレイな放物線を描くことができれば、自然とボールが遠くまで飛びます。
ボールを離す適切なタイミングに気をつける
ソフトボール投げで記録を伸ばすには、ボールを離すタイミングに気をつけることがコツです。投げるタイミングがズレてしまうと、下の方向に飛んで思った以上に記録が伸びなかったり、思ったのと違う方向へ飛んでしまったりという失敗につながります。
力をボールに伝える適切なタイミングは、自分の体から1番遠いタイミングでボールを離すことです。ボールを最後に押し出すようなイメージで投げてみてください。ボールが離れる最後の瞬間まで気を抜かずに投げ切りましょう。
ソフトボール投げの記録を伸ばす練習方法
ここでは、ソフトボール投げの記録を伸ばす練習方法を3つ紹介します。記録を伸ばす練習方法は以下の3つです。
- キャッチボール・遠投
- 鉄棒で懸垂
- ボールを地面に叩きつける
それぞれ詳しく見ていきましょう。
キャッチボール・遠投
ソフトボール投げの記録を伸ばしたい子どもには、どれだけ遠くまで投げることができるのかを練習してみてください。練習の中でフォームやタイミングを意識してみると、記録も伸びていくでしょう。
公園の地面に半径1mの円を描いて実践と同じような環境で投げてみると、ソフトボール投げのイメージをさらに深めることができます。日頃から楽しく遊びながら、キャッチボール・遠投の練習をしてみてください。
鉄棒で懸垂
ボール投げの練習に飽きたら、公園にある鉄棒で懸垂をしてみましょう。
ソフトボール投げは、腕や肩の力が大きく関係しています。腕や肩の力を鍛えるためには、懸垂が特に効果的です。
しかし、筋トレは難易度が高く、楽しいと感じにくいです。そこで、遊びの延長線として鉄棒の懸垂を取り入れると、ソフトボール投げの記録をどんどん伸ばせるでしょう。
ボールを地面に叩きつける
ボールを地面に叩きつける方法は、小学1年生〜小学2年生ぐらいの子どもにおすすめです。実際に、私立幼稚園や体育教室などで取り入れられています。
ボールを全力で地面に叩きつけることによって、遠心力や体の力を使って投げるコツが習得できます。全身を使って投げることに慣れてきたら、前に押し出しながら投げるように意識してみましょう。
ソフトボール投げの練習をする際の注意点
ソフトボール投げの練習をする際の注意点を3つ紹介します。注意点は以下の3つです。
- 持ちやすいボールで練習する
- サイドステップからスローイングを練習する
- 楽しく練習する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
持ちやすいボールで練習する
ソフトボール投げの練習をする際は、持ちやすいボールで取り組みましょう。持ちにくいボールを選んで練習をすると、子どもが思い切って腕を触れません。その結果、練習をしてもソフトボール投げの記録が伸びなくなってしまう可能性があります。
子どもがしっかりと持てる「大きさ・重さ・柔らかさ」のボールを練習では選びましょう。低学年のうちは、テニスボールやビニールボールなどがおすすめです。
さらに、ボールの握り方にも気をつけましょう。子どもにボールを握らせると、鷲掴みで握ってしまうのがよくあるパターンです。そのまま投げると、腕を速く振ったときにボールが指から抜けてしまいます。
そのため、鷲掴みから親指の位置を真下に動かして、上下ではさむように握ってみてください。腕を速く振れるようになり、ソフトボール投げの記録も伸びやすくなるでしょう。
サイドステップからスローイングを練習する
ソフトボール投げの練習をする際は、サイドステップからスローイングまで行いましょう。実際に文部科学省の体力テストの実施事項には、実施上の注意点として「ステップして投げたほうが良い」と記載があります。
ソフトボール投げの記録を伸ばすためにも、サイドステップからスローイングまでの練習を心がけましょう。
楽しく練習する
低学年の子どもは、ソフトボール投げの記録を伸ばすことに興味がありません。「できた!」といった具体的な達成感のことに興味をひかれます。
そのため、子どもの意欲をわかせるためには「記録を伸ばそう」ではなく、「的に当てよう」のように具体的な目標を決めてボール投げ自体を楽しみましょう。
まとめ
この記事では、小学生のソフトボール投げの練習方法や記録を伸ばすコツ、注意点について紹介しました。
ソフトボール投げで記録を伸ばすには、流動的に体重移動をするのがコツです。後ろ脚で踏ん張ると同時に力を前に流すようなイメージで投げると、ボールに勢いを持たせることができます。
この記事を参考に、子どもに適切な方法でソフトボール投げの練習をさせてあげましょう。
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足裏は「第二の心臓」とも呼ばれており、約60〜70個の反射区(つぼ)があります。足裏は身体機能の向上だけでなく、怪我の予防、脳の発達など、子どもの身体にとってとても大切な場所になります。
いづるベースはただの子ども向け体操教室ではなく、「足裏」への運動アプローチを通じて運動能力だけでなく学力なども含め子どもの可能性を引き出す体操教室です。
3歳から12歳のお子様に向けて、年代に合わせたコースや親子ペアコース、小学校お受験コースなどお子様それぞれに合わせた成長を促すために最適なコースを揃えております。
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