公開日 2024.08.02 更新日 2024.08.02

子どもの熱中症による吐き気・嘔吐が見られたときの対処法を解説!救急車を呼ぶべき症状についても紹介

プールやお祭り、夏休みなど楽しいイベントが多い夏ですが、心配なのが子どもの熱中症です。子どもが熱中症にかかり、吐き気や嘔吐があらわれた場合、どのように対処したら良いかわからない方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、子どもの熱中症による吐き気や嘔吐がみられたときの対処法を詳しく解説しています。判断が難しい、救急車を呼ぶべき症状についても紹介しているため、子どもの熱中症について不安がある方はぜひ参考にしてみてください。

子どもの運動能力・学力を向上させたいと思っている方はこちらのLINEからご連絡ください。いづるベースのスタッフがまずはご相談に乗らせていただきます。

「いづるベース」なら足裏から子どもの能力を引き出します

いづるベースは、足裏から子どもの運動能力・脳の成長を促進する子ども向け専門ジムです。

足裏は「第二の心臓」とも呼ばれており、約60〜70個の反射区(つぼ)があります。足裏は身体機能の向上だけでなく、怪我の予防、脳の発達など、子どもの身体にとってとても大切な場所になります。

いづるベースはただの子ども向け体操教室ではなく、「足裏」への運動アプローチを通じて運動能力だけでなく学力なども含め子どもの可能性を引き出す体操教室です。

3歳から12歳のお子様に向けて、年代に合わせたコースや親子ペアコース、小学校お受験コースなどお子様それぞれに合わせた成長を促すために最適なコースを揃えております。

気になる方はぜひ一度店舗へお気軽にご相談ください。

【うつぼ校】

住所〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1-16-20 本町アートスクエア2階
電話番号(電話対応時間)06-6867-9857 (14:00~20:00)
定休日月曜日・火曜日
アクセス本町駅 徒歩3分
肥後橋駅 徒歩10分
阿波座駅 徒歩10分
月謝ファーストコース|運動習慣を身に付けさせたい方へ
8,800円〜
セカンドコース|運動能力・学力を劇的に伸ばしたい方へ
8,800円〜
親子ペアコース|子どもと一緒に健康的な身体作りを始めたい方へ
14,800円〜
お受験コース|小学校受験を考えている方へ
19,800円〜
店舗ページうつぼ校公式HP

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子どもの熱中症で吐き気・嘔吐があらわれるメカニズム

子どもの熱中症で吐き気や嘔吐があらわれる理由は、血液の流れが悪くなることが原因です。炎天下の屋外やエアコンの効いていない暑い室内に長時間いることで、体は熱くなった体温を下げようと大量に汗をかきます。

汗をかくと水分や塩分が少なくなり、血液の流れが悪くなるのです。それが原因で、熱中症の症状である吐き気や嘔吐があらわれます。

熱中症の代表的な初期症状

熱中症になった際の初期症状にはどのようなものがあるのでしょうか。ここからは、熱中症の代表的な初期症状について解説します。

どのような初期症状があらわれるのかを理解しておくと、いざというときに迅速な対処が行えるでしょう。

以下の記事では、子どもの熱中症の症状について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

https://izuru-base.com/blog/child-heatstroke-symptoms

吐き気・嘔吐

熱中症の初期症状として、吐き気や嘔吐があります。熱中症になると脳や消化管、肝臓への血液の流れが悪くなったり、臓器自体の温度が上がったりと非常に危険な状態になります。

子どもは自分の体調をまだ言葉で上手く伝えられない場合もあり、吐き気があると「気持ち悪い」「おなかが痛い」と訴えるケースが多いです。

また、実際に吐いてしまうこともあります。嘔吐してしまっても適切な対応や処置を行えば後遺症を残す可能性は少ないため、親は焦らず冷静に対処することが大切です。

頭痛

子どもは頭痛の症状が出ると、「頭がガンガンする」「ズキズキする」などと訴えるケースが多いです。熱中症によって頭痛が引き起こされる原因は、体温調節が上手くできなくなったり、脱水症状になったりするからです。

脳へ流れる血液が一時的に不十分になることで脳の機能障害が生じ、頭痛を引き起こします。そのため、炎天下や暑い室内にいる場合は、こまめに子どもの様子を観察することが大切です。

元気がない

熱中症になると全身に倦怠感が生じるため、「普段に比べて元気がない」「しんどそうに見える」などの変化が出てきます。また、意識はあるけどぐったりしている、力が入らないといった症状が出ることもあります。

そのため、いつもと様子が違う程度のごく軽い意識障害の場合でも、少しでもおかしいと感じたら医療機関を受診するのが良いでしょう。

救急車を呼ぶべき熱中症の重症症状

救急車を呼ぶ必要がある熱中症の重症症状には、意識がない、呼びかけへの返答がおかしい、けいれんを起こしているなどが挙げられます。誰が見ても明らかに異常な症状があらわれた場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

炎天下にいるのに長時間水分を取らないと、けいれんや意識がないなどの症状がでる危険があります。そのため、保育者が声かけを行うなどの対策が必要です。

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熱中症による吐き気・嘔吐が見られたときの対処法

熱中症によって吐き気や嘔吐の症状があらわれた場合、どのような対処をするべきでしょうか。ここからは、熱中症によって吐き気や嘔吐が見られたときの対処法を詳しく解説します。

体温を下げる

熱中症の対処法として重要なのは、速やかに体を冷やすこと、水分や塩分補給によって脱水状態を改善することです。涼しくて風通しの良い場所で休息を取るなどの処置を取りましょう。

体温を下げる方法は主に以下の4つがあります。

  • 放熱
  • 伝導
  • 対流
  • 気化

それぞれ詳しく解説します。

放熱

放熱方法とは、涼しい場所への移動や衣服を脱がせて熱を放出する処置です。

上がってしまった体温を下げるために、涼しくて風通しの良い日陰に移動しましょう。可能であれば、エアコンの効いた部屋が望ましいです。その後、衣服を脱がしたり緩めたりしてから、体を冷やしましょう。

伝導

冷たい液体を体に接触させて体温を下げる方法が伝導です。水で絞ったタオルや氷水の入った袋を首筋、脇の下、太ももの付け根、足首などの動脈の通る部位に当てます。

体を冷やす処置はできるだけ早く行うことが大切です。横になれる場所であれば体を横たえるなど、子どもが楽な体勢で熱を取り除きましょう。

対流

送風により体の周りの断熱帯を取り除く対流といわれる処置も必要です。

送風を行うことで、熱が皮膚の上を流れる冷たい水や空気に伝わり、冷却されていきます。うちわで扇いだり扇風機で風を送ったりするのがおすすめです。

体を冷やし体温を下げることは、医療機関を受診しなくてもすぐにできる対処法です。熱中症による吐き気や嘔吐がある場合は、涼しく安静な場所で体温を下げる処置を行いましょう。

気化

気化冷却とは、空気の熱を吸収して温度を下げる冷却方法です。代表的な例として、エコミストやクールファンなどがあります。

霧吹きでからだの表面に水をかけると効果的です。熱が十分に下がったら、濡れたタオルで体を拭きましょう。

涼しい場所で休ませる

エアコンの効いた屋内や風通しの良い日陰などの涼しい場所で、ゆっくり休ませる対処法もあります。休ませる場合、着ている服は脱がせるかゆるめて、できるだけ体の締めつけをなくしましょう。

また、可能であれば扇風機やエアコンを使用して、室温を適度に下げましょう。室内でも直射日光のあたらない場所で休息を取るなど注意が必要です。

水分補給させる

汗をかくと体の水分と塩分が失われてしまうため、こまめな水分補給も忘れずに行いましょう。なぜなら、熱中症による吐き気や嘔吐の症状がある場合、重要なのはしっかり水分を補給させることだからです。

中でもおすすめは、麦茶です。麦茶はミネラルやカリウムを含む飲料のため、夏場の水分補給に最適でしょう。

食事からミネラル・塩分を補給させる

日々の食事からでもミネラルや塩分の補給ができます。そこで、塩分補給におすすめの食事は味噌汁です。ミネラルを多く含む小松菜を味噌汁の具材にすると、ミネラルと塩分の両方が補給できます。

熱中症で嘔吐や吐き気の症状がある子どもには、味噌汁を少し薄めて飲ませると良いでしょう。

子どもの熱中症に関するよくある質問

ここからは、子どもの熱中症に関するよくある質問に回答します。いざというときのために、子どもの熱中症の知識をしっかり持っておくことが大切です。疑問や不安を解決して、万が一に備えましょう。

熱中症が重症化するのはどんな時?

子どもの熱中症が重症化するのは、スポーツや野外活動に夢中になっていて水分補給を忘れているときです。体中の水分や塩分が不足して、その結果、重度の熱中症になってしまうでしょう。

そんため、近くにいる保育者がしっかりと子どもに目を配り、適切なタイミングで水分補給を促すことをおすすめします。

子どもの熱中症は重症化が少ないのはなぜ?

子どもは大人に比べて体表面積が大きいため、周囲の環境の影響を受けやすく、熱中症になりやすいといわれています。体温調節機能も大人より発達しておらず、高温の環境にいるときはより重症化しやすいです。

しかし、炎天下の活動では親や保育者が子どもを見守っていることが多く、早い段階で異変に気付くため、重症化が少ないのです。

子どもの熱中症は翌日発症することがある?

子どもに吐き気や嘔吐など熱中症の症状が出た翌日に、同じ症状が続いていなければ普段通りに生活して問題ありません。しかし、熱中症になったときの環境や行動を変えなければ、再び発症する危険があります。

そのため、水分補給や涼しい場所での適度な休憩、室内を涼しく保つなどの対策は、熱中症の症状が落ち着いてからもしばらく継続しましょう。

以下の記事では、子どもの熱中症が翌日に発症することについて、より詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

https://izuru-base.com/blog/child-heatstroke-the-next-day

まとめ

この記事では、子どもの熱中症によって吐き気や嘔吐が見られたときの対処法や、救急車を呼ぶべき症状について解説しました。

子どもの熱中症は炎天下の屋内だけでなく、室内でも起こりうる症状です。そのため、いずれの場合も大人の声かけや気づきが非常に大切です。

この記事を参考に、熱中症を怖がらず、親子で楽しい夏を過ごしましょう。

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「いづるベース」なら足裏から子どもの能力を引き出します

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いづるベースはただの子ども向け体操教室ではなく、「足裏」への運動アプローチを通じて運動能力だけでなく学力なども含め子どもの可能性を引き出す体操教室です。

3歳から12歳のお子様に向けて、年代に合わせたコースや親子ペアコース、小学校お受験コースなどお子様それぞれに合わせた成長を促すために最適なコースを揃えております。

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セカンドコース|運動能力・学力を劇的に伸ばしたい方へ
8,800円〜
親子ペアコース|子どもと一緒に健康的な身体作りを始めたい方へ
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著者情報writer
いづるベース代表 澤田 修司

内閣府所管企業主導型保育園「いづる保育園」の運営、幼保業界の問題解決サービス「保育のカタチ」の運営、キッズフィットネスジム「いづるベース」の企画運営をしています。「子どもたちにもっと思いっきり遊んで欲しい!」という強い想いからいづるベースを立ち上げました。幼保業界に携わる中で得た知見を、より多くの人に伝えられるよう記事を執筆します。社会貢献活動にも力を入れていきます。