赤ちゃんがハイハイをしないと、運動機能の発達に影響を与える可能性があります。ハイハイができないことで、手の神経やバランス感覚の発達が妨げられ、将来的な怪我のリスクが高まるためです。
そこでこの記事では、ハイハイをしない理由や適切な対処法、発達障害との関係について詳しく解説します。赤ちゃんがハイハイをしないことで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
子どもの運動能力・学力を向上させたいと思っている方はこちらのLINEからご連絡ください。いづるベースのスタッフがまずはご相談に乗らせていただきます。
目次
「いづるベース」なら足裏から子どもの能力を引き出します
いづるベースは、足裏から子どもの運動能力・脳の成長を促進する子ども向け専門ジムです。
足裏は「第二の心臓」とも呼ばれており、約60〜70個の反射区(つぼ)があります。足裏は身体機能の向上だけでなく、怪我の予防、脳の発達など、子どもの身体にとってとても大切な場所になります。
いづるベースはただの子ども向け体操教室ではなく、「足裏」への運動アプローチを通じて運動能力だけでなく学力なども含め子どもの可能性を引き出す体操教室です。
3歳から12歳のお子様に向けて、年代に合わせたコースや親子ペアコース、小学校お受験コースなどお子様それぞれに合わせた成長を促すために最適なコースを揃えております。
気になる方はぜひ一度店舗へお気軽にご相談ください。
【うつぼ校】
住所 | 〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1-16-20 本町アートスクエア2階 |
電話番号(電話対応時間) | 06-6867-9857 (14:00~20:00) |
定休日 | 月曜日・火曜日 |
アクセス | 本町駅 徒歩3分 肥後橋駅 徒歩10分 阿波座駅 徒歩10分 |
月謝 | ファーストコース|運動習慣を身に付けさせたい方へ 8,800円〜 セカンドコース|運動能力・学力を劇的に伸ばしたい方へ 8,800円〜 親子ペアコース|子どもと一緒に健康的な身体作りを始めたい方へ 14,800円〜 お受験コース|小学校受験を考えている方へ 19,800円〜 |
店舗ページ | うつぼ校公式HP |
子どもの運動能力・学力を向上させたいと思っている方はこちらのLINEからご連絡ください。いづるベースのスタッフがまずはご相談に乗らせていただきます。
赤ちゃんがハイハイしないとどうなる?
ハイハイは、赤ちゃんの運動発達において重要な役割を担っています。
スキャモンの発達曲線によると、神経系の90%は0〜5歳までに完成します。特に、手は脳の神経をもっとも使う部位であり、ハイハイを通じて手の神経が発達するのが一般的です。
このハイハイを習得する時期に、十分な運動経験がないと手で支える感覚が未発達となり、転倒時に適切に対処できません。その結果、怪我のリスクが高まります。また、ハイハイは頭とお尻が横の関係になるため、独自のバランス感覚を養うのに欠かせない機会です。
赤ちゃんがハイハイしない理由
赤ちゃんがハイハイしない理由は、大きく分けて以下の3つがあります。
- 腰座りが安定しないから
- 筋力が足りていないから
- 他での移動に満足しているから
ハイハイを促すには、これらの要因を総合的に把握し、適切にサポートしましょう。
腰座りが安定していないから
腰座りの安定性は、ハイハイを始めるための重要な土台です。支えなしでお座りの姿勢を保ち、両手を自由に使える状態になるのが理想です。
腰座りが不安定な状態でハイハイを促すと、腰の神経を傷める可能性があります。赤ちゃんが不機嫌になったり、姿勢を保つことに苦労したりする場合は、無理せず赤ちゃんの発達ペースで見守りましょう。
筋力が足りていないから
赤ちゃんがハイハイをするためには、全身の筋力が必要です。
両手足で体を支える筋肉に加え、腹筋、背筋、腰やお尻の筋肉が協調して働くことで、はじめてハイハイができるようになります。この筋力は、日常生活の中で徐々に発達するため、赤ちゃんの様子を見ながら適度な運動を取り入れましょう。
他での移動に満足しているから
赤ちゃんの移動手段は、ハイハイだけに限りません。抱っこやずりばい、歩行器の使用など、さまざまな方法で移動します。
赤ちゃんは、ハイハイが効率的な移動方法でない場合、その他の移動手段を選択するかもしれません。特に、つかまり立ちや伝い歩きに興味を持つ赤ちゃんは、ハイハイを経験せずに歩行へ移行するケースもあるでしょう。
股関節を脱臼しているから
股関節脱臼は、大腿骨の先端が骨盤から外れている、または外れかけている状態です。
脚のつけ根の皺の左右差や脚の長さの違い、股関節の開きにくさや開きすぎ、股を広げた際のポキポキ音など、典型的な症状が現れる可能性があります。
ただし、ハイハイをする時期の股関節脱臼は発見が難しく、専門家でも診断に時間を要します。症状が疑われる場合は、小児科や整形外科での診察を受けましょう。
ハイハイできる環境が整っていないから
環境面の制約が影響すると、赤ちゃんがハイハイを始めない可能性があります。これは、空間に十分なスペースがない、赤ちゃんの進路に障害物が多い、床の状態が不適切などです。
また、服装もハイハイをするために重要な要素です。上下が分かれた動きやすい服装を着用させると、ハイハイを促せるかもしれません。
以下の記事では、ハイハイはいつからできるのかを解説しています。練習方法や発達障害の可能性について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
赤ちゃんがハイハイしないときの対処法
赤ちゃんがハイハイしないときの対処法は、大きく3つあります。
- 練習できる環境を整える
- 遊びながら練習する
- 親の真似をさせてみる
環境を整備して適切に働きかけ、赤ちゃんのハイハイを促しましょう。
練習できる環境を整える
ハイハイの練習には、適切な環境整備が欠かせません。安全で十分な広さのあるスペースを確保し、清潔で滑りにくい床にしておきましょう。
赤ちゃんの視界に興味を引く玩具を配置し、自発的な動きを促すのも効果的です。また、室温や照明にもこだわり、快適な環境下での練習させてあげましょう。
障害物は最小限に抑え、赤ちゃんが自由に動き回れるスペースを確保してください。さらに、動きやすい服を選ぶことで、赤ちゃんのストレスを軽減できるでしょう。
遊びながら練習する
赤ちゃんの発達を促すためには、遊びを通じた練習が効果的です。赤ちゃんの目の前に30センチほど離れた位置におもちゃを置き、取りに行きたくなる意欲を引き出しましょう。
また、転がったり動いたりするおもちゃを使用し、追いかける動作を促すのも有効です。座布団などで小さな段差を作り、乗り越える動作を練習せるのも良いでしょう。
赤ちゃんが楽しみながら自然に体を動かせるよう、工夫を凝らした遊び方を取り入れてみてください。
親の真似をさせてみる
赤ちゃんは周囲の動作を観察し、真似をしてさまざまな動きを習得します。親がハイハイの手本を見せれば、赤ちゃんの興味を引き出し、自然な形での学習を促せるでしょう。
楽しそうな表情でハイハイをする親の姿を見せると、赤ちゃんはやってみたいという意欲が強まります。ただし、赤ちゃんが嫌がる様子を見せた場合は、無理させないようにしましょう。
ハイハイの練習をする際の注意点
ハイハイの練習をする際の注意点は、大きく2つあります。
- ケガや誤飲に気を付ける
- ラグやジョイントマットを敷く
それぞれ詳しく解説します。
ケガや誤飲に気を付ける
厚生労働省の調査によると、赤ちゃんの誤飲事故は生後6〜11ヶ月に多く発生しています。床に置かれた小さな物や危険物を口にする可能性が高いため、床面の清掃と安全確認を徹底しなければなりません。
特に、電池やガラス、ハサミなどの危険物は完全に取り除き、テーブルの角やコンセントなども適切に保護しましょう。また、わずかな水でも溺れる危険があるため、浴室や洗面所の扉は必ず閉めておきましょう。
ラグやジョイントマットを敷く
ハイハイ時の床面対策では、洗えるラグやジョイントマットの使用が効果的です。滑り止め付きの大きめのラグや、簡単に洗えるジョイントマットを選べば、清潔で安全な練習環境を確保できます。
ハイハイをする時期は、離乳食やよだれで床が汚れやすいです。そのため、メンテナンスしやすい製品を選ぶことも大切です。
赤ちゃんのハイハイと発達障害の関係
赤ちゃんのハイハイと発達障害との直接的な関連性は、現在の医学では明らかになっていません。ハイハイをしない、または遅い赤ちゃんがいても、それだけで発達障害と判断できないのが現状です。
ここでは、自閉症やその他の障害との関係を解説します。
自閉症との関係
自閉症の判断基準には、運動発達の遅れは含まれていません。そのため、ハイハイをするかしないかは、自閉症の有無と直接的な関係性はありません。
ただし、自閉症のある赤ちゃんは、興味関心の偏りにより移動意欲が低くなるケースがあります。その結果、ハイハイの開始時期に影響を与える可能性があります。赤ちゃんの全体的な発達状況を観察し、必要に応じて専門家に相談することが重要です。
その他の障害との関係
ハイハイをしない原因は、筋緊張の低下や知覚機能の未発達などさまざまです。
低緊張の場合、ミルクの飲みが悪い、泣き方が弱い、首のすわりが悪い、手指の発達が遅いなどが挙げられます。しかし、これらの症状は時間の経過や運動で改善するかもしれません。
また、聴覚や視覚の発達が弱い場合も、ハイハイの開始時期に影響を与えるケースがあります。乳児健診で経過観察を指示されたら、定期的な確認が必要です。呼びかけへの反応や対象物への追視が少ない場合は、専門機関に相談しましょう。
まとめ
この記事では、赤ちゃんがハイハイしないとどうなるのかを解説しました。
赤ちゃんのハイハイは、運動機能の発達において大切な要素です。ただし、開始時期には個人差があり、ハイハイをしないまま歩行へ移行する赤ちゃんもいます。
この記事を参考に、適切な対処法を理解し、赤ちゃんのハイハイをそっと見守るようにしましょう。
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3歳から12歳のお子様に向けて、年代に合わせたコースや親子ペアコース、小学校お受験コースなどお子様それぞれに合わせた成長を促すために最適なコースを揃えております。
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