公開日 2026.02.26 更新日 2026.02.26

逆上がりができないまま進級させない!「腕が伸びきる」失敗パターンから脱却する春休み前の特訓法

逆上がりは「腕が伸びきる」状態になってしまうと回転の勢いが得られず、苦手意識を持つ子どもも多い技です。
本記事では、春休み前に集中的に克服するための練習法や恐怖心を和らげるサポート方法を詳しく解説します。

目次

逆上がりに必要な筋力と体の使い方を理解しよう

逆上がりを成功させるには、腕や体幹の筋力、そして正しい体の動きが不可欠です。まず、逆上がりでは腕の力で体を鉄棒に引きつける動作が重要になります。腕を曲げる瞬間にしっかりと肘を引き寄せ、お腹と鉄棒を近づける意識を持つことで回転しやすくなります。ただ腕だけでなく、肩や背中の筋力も必要となるため、全身を連動させて体を持ち上げる感覚をつかむことが成功への第一歩です。
加えて、逆さまになる姿勢を支えるためには体幹の強さが欠かせません。体全体を一度にコントロールできるようになると、バランスを崩さずスムーズに回転できます。しっかりと腹筋や背筋、そして下半身も使いながら、腕を曲げる瞬間に集中して動作を行うことで、より安定感を得られるようになります。

逆上がりができない5つの原因

まずは、なぜ逆上がりがうまくいかないのかを原因ごとに整理してみましょう。逆上がりを習得するとき、苦手意識を持つ一番の理由は「うまく回れない」という失敗体験の積み重ねによるものです。腕の力不足や恐怖心、タイミングの合わなさといった複数の要素が重なると、なかなか成功に至りません。ここでは代表的な5つの原因を確認することで、どのステップを強化すればよいかを把握しましょう。
また、原因を見極めるときは、実際に子どもがどのような動作でつまずいているのかを観察することが大事です。腕が曲げられずに体が伸びたまま回ろうとしたり、足が正しく蹴り上げられずに勢いを失ったりと、具体的なエラーを知るだけでも対策は見えやすくなります。

① 腕の力不足:筋力が足りないときはどうする?

腕の力が十分でないと、鉄棒に体を引きつけることが難しくなり、回転不足に陥りがちです。このときは懸垂やぶら下がりなどで腕や肩周辺の筋力を鍛えると効果的になります。最初は数秒ぶら下がるだけでも構いませんが、継続して行うことで握力や腕力が向上し、逆上がりする際の引き寄せ動作が安定してきます。

② 足の蹴り上げが弱い:地面からの反動を正しく活かす

地面をしっかり蹴り上げる力が弱いと、体が十分に上がらず回転の勢いを失ったまま終わってしまいます。足を振り上げると同時に、膝を軽く曲げてから一気に伸ばすイメージで地面を蹴ると、空中へ飛び上がる感覚がつかみやすくなります。踏み切りで足首や太ももを意識して動かし、地面から大きく反動を得ることを心がけましょう。

③ 体幹とバランス:逆さまになったときに身体を安定させる

逆上がりでは頭が下に向くため、普段とは異なるバランス感覚を求められます。体幹を鍛えていないと、逆さまになったときに腰や背中がブレやすくなり、スムーズに鉄棒を中心として回転できなくなります。腹筋や背筋を中心としたトレーニングを取り入れることで、逆さ姿勢を安定させ、苦手意識も軽減させることができます。

④ 恐怖心・不安感:逆さまになる感覚を克服する方法

逆上がりができない原因として思想面も大きいのが恐怖心です。高い鉄棒や逆さ姿勢に対して怖さを感じる子どもは少なくありません。一気に回転する練習だけでなく、まずはぶら下がりや足抜き回りなど段階的に逆さまに慣れる時間を取り、安心感を育てることがコツです。

⑤ 鉄棒の高さや握り方:自分に合った設定でフォームを安定化

鉄棒の高さが合わないと、腕の角度や足の振り上げ方が不自然になりやすいです。腰から胸の高さぐらいの鉄棒を選び、肩幅より少し広めで握ると安定しやすいと言われています。自分に合った高さや握りを試し、フォームを固定すると逆上がりの習得がスムーズに進むはずです。

逆上がりを成功させるステップと練習方法

逆上がりを身につけるための大まかなステップを理解し、段階的に練習を進めましょう。
最初に大切なのは、足振りと腕の引き寄せが同時に行えるようになり、回転に必要な勢いと体の軸をしっかり感じられるようになることです。リズム良く足を振り上げ、腕を曲げる動作を合わせることで、スムーズに体が鉄棒へ近づく感覚を得やすくなります。何度も繰り返し練習するうちに、足のタイミングと腕の力の入れ方が自然と調和していきます。
また、恐怖心の克服や姿勢の安定化のためには、補助道具を効果的に使うことが大切です。踏み台や補助板を活用して軽く体を持ち上げれば、実際の鉄棒で行うよりも安全に回転動作を確かめることができます。慣れてきたら少しずつ道具を外していき、本番さながらのフォームで成功体験を積み重ねていきましょう。

ステップ1:足振りと腕引き寄せのタイミングを合わせる

このステップでは、鉄棒に逆さまになる前に足を高く振り上げる感覚と、腕を素早く曲げて体を引き寄せる動作を同時に行います。足が振り上がる少し前から肘を曲げ始めることで、体が一気に鉄棒付近まで引き上げられて回転しやすくなります。最初は小さな動作で構いませんが、練習を繰り返すうちに回転のリズムを身につけましょう。

ステップ2:タオル・補助板・踏み台を活用して苦手を克服する

逆上がりがどうしても怖い、あるいは腕の力が足りない場合は、タオルや補助板、踏み台を使うと成功体験を積みやすくなります。まず踏み台を用いて身体を少し高い位置に持っていき、鉄棒にお腹が近い状態を作ることで恐怖を減らせます。慣れてきたらタオルを使って腰を支えてもらうなど、段階的にサポートを外しながら自力で回転できるようにトライしていきましょう。

腕の力を強化!手軽にできる筋トレや体幹トレーニング

逆上がりの基礎となる腕力や体幹を、日常的に簡単に鍛えるトレーニングを紹介します。逆上がりを確実に成功させるには、腕力の向上が最優先になることが多いです。腕を曲げ続けられるだけの持久力、そして体重を持ち上げる瞬発力が必要だからです。加えて、回転中にブレないためには、腹筋や背筋など体幹をしっかりと鍛えておくと安定性が増します。
毎日の生活に少しずつトレーニングを取り入れれば、子どもでも負担なく継続できます。たとえばテレビを見ながら短時間ぶら下がりをするだけでも、腕や握力が確実に強化されます。家の中や公園でも気軽にできる種目を選ぶことで、無理なく技術習得をサポートできます。

腕と握力を鍛える「ぶら下がり・懸垂」

ぶら下がりや懸垂は、腕全体や背中、握力を手軽に鍛えられる優れた方法です。自宅に取り付けられる鉄棒や公園の遊具を活用して、毎日数秒~数十秒ほどぶら下がる練習からスタートします。慣れてきたら懸垂に挑戦し、少しでも体を持ち上げられるようになると逆上がりでの腕の引き寄せ動作が格段に楽になります。

体幹を安定させる「プランク・スクワット」などのトレーニング

逆上がりの際、回転中に姿勢が崩れないようにするためには体幹トレーニングが不可欠です。プランクでは胴体まわりを固める力が身につくため、逆さまでぶれずに回る感覚が磨かれます。また、スクワットなどで下半身を鍛えると、地面を蹴る力が高まるという相乗効果も期待できます。

恐怖心をやわらげるサポートと声かけのコツ

子どもが逆さまになる恐怖を克服できるよう、周囲のサポートや声かけが重要です。
大人でも逆上がりに慣れていないときは、頭が下になる感覚に不安を覚えるものです。子どもはなおさら怖がってしまうため、最初は安全な環境を整えてあげることが大切です。声かけも大袈裟と思えるほどポジティブな言葉を使うと、子どもは「自分ならできる」という自信を蓄えやすくなります。
また、怖い理由の一つに「落ちそう」「勢いが止まると失敗しそう」という不安が挙げられます。だからこそ、周囲の人がすぐ手を差し伸べられる体制を作り、子どもが怖がらずに動けるように配慮しましょう。安心感をじっくり育んでいくうちに、子ども自身が思い切った回転にチャレンジしやすくなります。

ポジティブな声かけで成功体験を積ませる

子どもが少しでもいつもより体を引き寄せられたと感じたら、大いに褒めることが上達のカギです。具体的に「腕の力が強くなったね」「今の蹴りはすごく高かったよ」というように称賛すると、ポジティブな記憶が残ります。できるようになるまで時間がかかる技だからこそ、着実に一歩ずつ成長を実感させることが大切です。

安全確保で安心感を高める補助と練習環境

厚めのマットを敷いたり、周囲にサポート役の大人がついてあげたりすると、子どもは転んでも大丈夫という安心感を持てます。補助帯やタオルで体を支えてもらえる環境なら、逆さまになる不安を軽減しながら練習に集中できます。環境を整えることで、子どもが思い切って腕を曲げて回転する感覚をつかむきっかけを与えられます。

自宅や公園でできる応用練習

身近な場所でも取り組める練習パターンを覚えて、より実践的に逆上がりを習得しましょう。
公園の鉄棒だけでなく、自宅でもできる練習を取り入れると、逆上がりの恐怖が薄れるとともに筋力やバランス力が向上します。例えば低い場所で足振りを練習したり、踏み台を使って自力で足を高く上げる動作を継続すると、いつの間にか逆上がりのコツが身につきやすくなります。
同じ動きばかりで飽きてしまわないように、遊び感覚を取りいれたり、複数の練習メニューを用意することも重要です。多彩な練習を行うことで、子どもは「鉄棒は楽しいもの」という印象を持ち、積極的に挑戦を続けるようになります。

ロケット足振りで回転感覚を掴む

ロケットのように足をいっきに振り上げる練習は、逆上がり時の強い蹴り上げを身につけるのに最適です。低い鉄棒で腕を曲げた状態を作り、勢いをつけて足を挙げるイメージで行います。何度も繰り返すうちに、足の振り上げと体の引きつけ動作がスムーズに繋がるようになるでしょう。

タオル練習でお腹と鉄棒を密着させる

お腹と鉄棒の距離をなるべく短くし、腕をしっかり曲げて体を引き寄せる感覚を覚える練習です。タオルを鉄棒にかけて、そのタオルを手がわりにしてお腹を鉄棒側へ近づけるように動かします。身体が自然に丸まった姿勢になり、従来よりもスムーズに回転しやすくなるのがメリットです。

逆上がりに関するよくある質問

逆上がりの練習に取り組む中で、多くの方が抱く疑問にお答えします。
練習を始めると、「どの高さの鉄棒が最適なのか」や「腕の力が弱くても大丈夫なのか」など具体的な疑問が浮かぶことが多いです。疑問を解決することで、より効率よく逆上がりを学習し、スピーディに技を習得できるようになります。
さらに、子どもが逆さまを怖がる場合の対処法や、練習の進め方に迷ってしまう保護者の方からの質問も少なくありません。ここでは、そのような悩みに対して、よくある3つの問いをピックアップして解説します。

Q1. 腕の力が弱くても逆上がりは始められますか?

腕の力が弱いと最初は難しく感じますが、むしろ逆上がりの練習をしながら筋力をアップさせることができます。補助具を使った軽い回転練習や、低い鉄棒でぶら下がるだけでも十分効果が得られます。少しずつ力がついてきたら、回転動作も自然に安定していくはずです。

Q2. どのくらいの高さの鉄棒で練習するのがベスト?

目安としては、自分の腰から胸ぐらいの高さが扱いやすいと言われています。腕を曲げやすく、足の蹴り上げもしやすい高さを選ぶと失敗が減り、練習時間を積むことでスムーズにフォームを固められます。必要に応じて踏み台などを使いながら、自分の体に合った高さを模索してみてください。

Q3. 子どもの恐怖心を取り除く効果的な方法はありますか?

いきなり逆上がりのような回転系の技に挑戦するのではなく、まずは逆さになる動きに慣れることが大切です。例えばコウモリぶら下がりや足抜きまわりなど、安全な練習から始めれば恐怖心が徐々に軽減されます。成功体験を重ねると苦手意識も薄れ、逆上がりに前向きな気持ちを持てるようになるでしょう。

まとめ:鉄棒が苦手でも必ず逆上がりはできるようになる!

腕力やタイミング、恐怖心への対策にしっかり取り組めば、誰でも逆上がりを身につけることができます。逆上がりは、腕の力と体幹、そして正しいタイミングが揃ったときに見違えるほどスムーズに成功へ近づきます。恐怖を感じる子どもには段階的に練習を積み重ね、補助やポジティブな声かけで安心感を与えてあげることが大切です。日々のちょっとしたトレーニングを継続するうちに、思っていたより早く苦手を克服できるかもしれません。

何度も失敗を重ねるうちに諦めたくなる瞬間もあるかもしれませんが、正しい練習方法とサポート体制があれば必ず上達します。春休み前の集中練習を書き入れ時と考え、今からしっかりと腕つくりや恐怖心の克服を行っていきましょう。鉄棒が苦手でも、コツをつかめば順調に逆上がりをマスターできるはずです。

「いづるベース」なら足裏から子どもの能力を引き出します

いづるベースは、足裏から子どもの運動能力・脳の成長を促進する子ども向け専門ジムです。

足裏は「第二の心臓」とも呼ばれており、約60〜70個の反射区(つぼ)があります。足裏は身体機能の向上だけでなく、怪我の予防、脳の発達など、子どもの身体にとってとても大切な場所になります。

いづるベースはただの子ども向け体操教室ではなく、「足裏」への運動アプローチを通じて運動能力だけでなく学力なども含め子どもの可能性を引き出す体操教室です。

3歳から12歳のお子様に向けて、年代に合わせたコースや親子ペアコース、小学校お受験コースなどお子様それぞれに合わせた成長を促すために最適なコースを揃えております。

気になる方はぜひ一度店舗へお気軽にご相談ください。

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セカンドコース
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著者情報writer
いづるベース代表 澤田 修司

内閣府所管企業主導型保育園「いづる保育園」の運営、幼保業界の問題解決サービス「保育のカタチ」の運営、キッズフィットネスジム「いづるベース」の企画運営をしています。「子どもたちにもっと思いっきり遊んで欲しい!」という強い想いからいづるベースを立ち上げました。幼保業界に携わる中で得た知見を、より多くの人に伝えられるよう記事を執筆します。社会貢献活動にも力を入れていきます。